ずぼらミニマリストのマナカです。
先日、20年ほどつけていたお小遣い帳をやめました。
今日は私がお小遣い帳をやめた理由と、メリット、デメリットについてお話ししようと思います。
20年つけていたお小遣い帳をやめました
お小遣い帳、もしくは家計簿をつけるようになって20年くらいになります。
家計簿を始めたきっかけは1人暮らし。
当時、安定した収入のないフリーターでした。
https://10000-18.com/freeter-2/
毎月赤字にならないためのギリギリで仕事を入れるようにしていたので、収入の支出を把握するのは必須。
フリーターをやめて毎月安定した収入が入るようになると貯金に目覚め、今度は毎月の貯金額を把握するためにお小遣い帳をつけるようになりました。
結婚後は、家計簿とお小遣い帳の両方をつけていました。
お小遣い帳をやめた理由
これだけ長い間、お小遣い帳をつけていると、自分のお金の使い方がわかるようになります。
美容にお金をかけるタイプなんだな、とか、
必要な物以外は買わないタイプなんだな、とか。
で、よっぽどのことがない限り、そうそうお金の使い方は変わりません。
私の場合、もともとお金を使うほうではないので、普通に生活していれば、貯金は増えていきます。
高価な物を買うときも、衝動的ではなく、しっかり検討してから買うタイプ。
つまり、今さらお小遣い帳を見て、お金の使いかたを考える必要がないのです。
大切なのは、お小遣い帳をつけることではなく、お金の流れを把握すること。
頭の中で把握できていれば、つける必要ないです。
そして捻出できた時間が自分の大切なことに使えるならそれが一番幸せ。
それともう1つの理由は、節約には限界がある、と気づいたから。
どれだけ節約しても、収入以上に貯金はできません。
これはお小遣い帳のメリットでもあり、デメリットでもあるんです。
お小遣い帳をつけるメリット
お小遣い帳の一番のメリットは、節約しやすくなること。
私も貯蓄1,000万を貯めるまでは、かなり節約に励んでいました。
上に書いたとおり、もともとそんなに散在するほうではないのに、それでもお小遣い帳を見ながら「ここから削れるところはないかな?」と考えていました。
お小遣い帳をつけていなかったら、貯金1,000万円は達成していなかったと思います。
- ついつい自分にご褒美を買ってしまいがち
- 何に使ったわからないけど、気がつくとお金が減っている
こういうタイプであれば、お小遣い帳をつけるメリットがあると思います。
お小遣い帳をつけるデメリット
お小遣い帳のデメリットは、節約を意識するあまりコスパの生活になってしまうこと。
たとえば、「食費を減らすために、お昼の金額をもう少し減らそう」とかね。
食費をムリヤリ減らそうとすると、今度は食事バランスが悪くなります。
その結果、体調を崩して病院に通うことになってしまったりと、結果的に支出が増えたりします。
食費だけは削らないようにしよう、としても、お小遣い帳に記載している限り、どうしても意識してしまうのです。
もう一つのデメリットが、収入を増やす努力をしなくなるということ。
私たち日本人は、ほぼどこかの会社に雇われて働いてることが多いと思います。
それで毎月給料をもらって生活している。
で、その基本的にはその給料内で生活すると思います。
そうすると「とりあえず会社に行けば給料がもらえるから、ホントは行きたくないけど会社に行く」という考え方じゃないですか。
ホントは1億稼ぐ能力があるのに、その能力に気づかないで会社員をやる。
それってすごくもったいですよね???
私がこんな風に考えるようになったのは、節約ばかり意識して、貯金は増えていったのにまったく将来に対する不安が消えなかったから。
その辺のエピソードはこちらの記事に書いています。

お小遣い帳をやめて良かったこと
時間のゆとりができた!
私はExcelとマネーフォワードの両方で同じ内容をつけていました。
マネーフォワードは無料版だと1年分のデータしか残らない。
(後に有料版に移行しました)
Excelは過去にUSBに入れておいたところ、USBを無くしたというトラウマがあります。
(Excelの問題ではなく、私の管理の問題だけど)
しかし1日1枚のレシートでも、2重につけるのはめんどくさい!
週末に「あー…お小遣い帳つけなきゃ…」と気持ちが重くなることがたびたびありました。
(週末にまとめてつける派)
レシートを貯めなくなった!
買い物をしたときはいつもレシートをもらってましたが、それが無くなったことで微妙に買いものにかかる時間も短縮されました。
キャッシュレス+レシート不要の買いものは超快適!

自分で稼ぐ力を育てるようになった!
上に書いた通り、自分の力で稼ぐことを意識するようになりました。
節約ばかりを意識していた頃は「なかなか貯金貯まらないなー」って思いながら、毎月お小遣い帳を見ていたんですが、今は収入を増やすことに考えを巡らせるようになり、貯金について意識することは減りました。
貯金よりも、どうやって自分の力で稼げるかを考えているほうが、はるかに前向きで健全だと思います。
まとめ:お小遣い帳の目的をハッキリさせると、必要かどうかが見えてくる

私の目的は節約より、収入を増やすこと。
だからムダなルーティンワークを減らして、収入を増やすことに時間を使いたいと考えるようになりました。
ちなみに家計簿はまだつけています。
夫婦の情報共有になるし、家計簿が過去の記録にもなるので。
目的をはっきりさせて、手段にとらわれないようにしたいですね。