
物は少ないほうが過ごしやすいです。
ただ、ファッションに関しては、どこまでミニマムにするか悩むところ。
いくらスティーブジョブズがいつも黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーだったからと言って、同じようにできるならそもそも悩みませんよね。
できるだけ服は減らしたい。
だけどオシャレ心までは捨てきれない!
この相反する問題をどうやって解消するか、検討してみましょう。
ファッションに頭を悩ませる理由
毎日同じ人と顔を合わせる場合、
「あの人いつも同じ服を着てる・・・」
なんて思われるのは持ってのほか。
それだけならまだしも、
「貧乏なのかな?」
「清潔じゃなさそう・・・」
なんてイメージを与えてしまったら最悪ですよね。
なかなか洋服を減らせない理由は、ファッションセンス=あなたのセンスと見なされるから。
センスとは、物事を俯瞰的に見ることができる能力なのです。
自分の生活範囲を考えてみよう
特定の人に「いつも同じ服を着ている」と思われないためには、その人に会う時だけ違う服を着ておけば、誤解を防ぐことができます。
定期的に会う相手がいる場合
例えば、あなたが週に一回、ダンス教室に通っているとしましょう。
レッスン日は毎週火曜日。
もし、毎週火曜日に同じ服を着ていたら、レッスン仲間には確実に「毎回同じ服着てるな~」って思われますよね。
毎週、同じ曜日に同じ服を着てるとは限らないよ!という声もあるかもしれません。
むしろそういう人のほうが少ないでしょう(笑)
そして実際には、他人が先週のあなたの服装を覚えている確率はかなり低いです。
つまり、相手が捉えるあなたは、相手が見ているあなたのこと。
見えない部分は、見えてるところから想像するだけなのです。
ほぼ毎日会う人がいる場合
会社勤めで平日はいつも同じ人と顔を合わせることが多いと、もう少し戦略的に考える必要がありますね。
特に職場が私服だと、ある程度バリエーションが必要です。
それでも、最低、平日5日分の服があれば対応できる。
そこで、枚数を減らすポイント。
冬のファッションは、見えるところが限られている
冬は基本的に重ね着。
なので、下に着るインナーはバリエーション不要です。
極端な話、下着を毎日変えても他人からは判断できませんから。
夏と違ってそれほど汗もかかないので、洗濯が追い付かない!ということはないですし。
※下着にこだわる意識はミニマリズムとは別のところにあるので、下着にこだわることがマイナスなわけではありません
同じような理由で、ボトムスもあまりバリエーションはなくてOK。
印象に残りやすいのはトップスなので、ベーシックなものが数種類あれば問題なしです。
ボトムスに関しては、季節感すら不要!
ちなみに私のボトムスは、
- スカート5着(白・黒・ベージュ・紺・カーキ)
- パンツ2着(白・黒)
以上。
多く見えます?
でもこれで季節を問わず、1年中回せます。
更に、これで数年回せているので結果ミニマムです。
(カーキのロングスカートだけは、気分転換でスエードのものを購入)
身近に細かくチェックしてくる人がいる場合はレンタルを活用

職場の人の先週の服装なんて覚えていないですよね。
他人のファッションなんて、よほどおかしくない限り覚えていないもの。
たまに印象を変えたいときは、ヘアアレンジと小物で勝負しましょう。
少ない枚数で着こなせる、これこそ本当のオシャレさんです!
ただ、「身近に異様に人の変化にめざとい人がいて、いつも同じ服を着ていたら何か言われそう・・・」なんて悩んでしまうこともありますよね。
そんな方のために洋服のレンタルサービスを活用する、という方法があります。
以前は、服のレンタルというと結婚式や特別なときに着るものをレンタルする、というイメージでしたが、今は毎日着る服さえもレンタルすることができます。
毎月定額で送料もかからず、クリーニングも不要。
洗濯の手間もはぶけ、気に入ったものは購入することが可能。
返却期限なし、いつでも返送OKのところもあるので、ワンシーズン限定ものはうまくレンタルを活用できますね。
昔と違い、今は大抵のものを持たなくても済む世の中になりました。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
ミニマリスト向け洋服の数を最低限まで減らすには(執筆中)