ミニマリスト

着ない服ゼロ!ミニマリストの失敗しない洋服の買い方


できるだけ少ない枚数で、シンプル上品なファッションを心がけたい。
だけど気がつくと、クローゼットにはしっくり来ない服ばかりが増えていく。

「買うときは、気に入って買ったハズなのに!」

そんなクローゼットにうんざり続けた結果、自分なりの買い物ルールができあがりました。
ここでは最小限の労力で、お気に入りの服だけが揃う方法をまとめてみました。

やりがち買い物失敗談

バーゲンなどで1日ショッピングに費やし、50%オフ!などの文字にテンションが上がってしまい、セールなどで安くなっている服を試着をせずに買ってしまうこと。

後日改めて着てみて、「あれ?思ったほど似合わない…」と気づき、結局ほとんど着ないままタンスの肥やしとなるパターン。

なぜこんな行動をやってしまうのでしょうか。

『お得感』だけで買っている

バーゲンセールに来ている時点で、安くなっている服をたくさん買うぞ!というスタンスで来ているので、ムダに前のめり。

目的が得をすることになってしまってる。

10,000円の服が50%になっていると、『5,000円得する!』と思っちゃうんですよね。
だけど、そもそも5,000円使う時点で得してはいない。
買っても着なかった場合、むしろ損している

試着しない

セールだと熱気にやられてしまうことありますよね。

その結果、試着が面倒になってしまい、似合う服ではなく、好きな服を選んでしまう。
好きな服と似合う服は違います

試着する気が失せるくらいなら、セールに行かない。

どんなに気に入ったデザインでも、実際に試着してみないと、自分に似合うサイズ感なのかもわかりません。
そもそもセールでは、自分のサイズや好みの色などが売り切れていることが多い

『買い物をした!』という満足感を求めている

せっかくショッピングに行ったのに、何も買わないと損した気持ちになる。

これは心理学のコンコルド効果(サンク・コスト効果)。

気になる映画があったから、映画館に入ってみた。
だけど少し観て、明らかに面白くないと感じた。
だけど、途中で帰ると映画代がもったいないから、とりあえず最後まで観ることにした。

この場合、お金を損したくないから最後まで映画を観るという「選択」をしてます。
だけど費やした時間については考えていないんですよね。

ショッピングに置き換えるなら、気に入るものがなかったら買わない

ショッピングに行った時間は、自分のテイストを確認する時間、流行りを勉強する時間だったと割り切りましょう。

失敗を防ぐ買い物ルール

バーゲンセールは避ける

バーゲンセールに行かないメリットは、実は多い。

  • 自分のペースで買い物ができる
  • 体力的に疲れない
  • 良いものを見る目が養われる

同じような理由から、私は通販でも買わないようにしています。

写真では実物と素材感や色味が違いますし、セールと同じように、値段で買い物をしてしまいがちだから。
(唯一、型番がわかっているようなものは買う)

買うときは値札を見ない!

気に入った商品があったときに、値札を見ると、
『お、この値段なら買ってもいいかな』
とか、
『げげ、思ったより値段するなぁ』
など、どうしても値段の影響を受けてしまいます。

でもその商品の値段が、5,000円でも20,000円だったとしても、商品自体には変わりないのです。

だから、常に
『これが予算より高い値段だったとしても買いたいか?』
と問いかけるようにしています。

気に入った服なら、5,000円で買ったものでも、20,000円で買ったものでも、着る頻度は高いのです。

なりたいイメージを決めて、テイストを統一させる

これが1番てっとり早い方法。
なりたいテイストの服を取り扱ってる特定のブランドだけを買う!

テイストは統一するし、お店の価格帯もわかっているので安心して買い物できます。

ショッピングする時も、行くお店が決まっているので、ムダにウロウロしなくてすみます。

自分に似合うファッションを知る

自分が好きなファッションと、似合う服が合わないということはよくあります。
私は夫によくダメ出しされますが、異性からの視点は参考になる。

自分で『これはOK!』と思ったもの以外でも、人の意見を取り入れてみるのはありです。

プロにアドバイスをしてもらう

身近にアドバイスしてくれる人がいない場合、プロに見立ててもらう、というのもアリ。
今は自分に合った洋服をレンタルできるサービスが増えてきています。

以前はレンタルというと、パーティドレスのような特別なときにしか着ない服をレンタルするイメージでしたが、今は普通の洋服すらレンタルできる時代になったんですね。

毎月、自分に似合う(または好みの)服が届いて、しかも気に入ったら買うこともできる。

  • ファッション大好き!
  • だけど買い物にはあまり時間がとれない…

というかたには重宝するサービスです。

ミニマリストの洋服の買い方

気に入った+試着してもOKのものは色違いで大人買い

パッと見て『これ素敵!』と目に止まり、更に試着してみてしっくりくる服って、意外と少ないもの。
だから『これは!』と思ったものは、色違いで揃えるようにしています。

2018年の夏、とても気に入ったトップスに出会い、4色色違いで購入。
その後2年、夏は洋服を買わないでいけました。

デザインよりも、色が違うほうが相手に与える印象を変えやすい

これはトップスとボトムスでも、靴でも使える技なので、かなりオススメです。

ニットなどの傷みがわかりやすい素材は最低限に

ニットなど痛みが目立ちやすい素材は、結果的に買い替え頻度が増すので、コストパフォーマンスは良くないです。

昨年、気に入ったニットを購入し、そればかり着ていたら今年はすでに毛玉っぽいのができてしまいました。
もうここぞという時には着れなくなってしまいましたね。

どんなに質が良くても、ニットには限界があります。

季節感がある素材も最低限に

シーズン限定の服だと、そのシーズンしか着れないので、どうしても数は増えてしまいます。

とは言っても、夏は半袖を着るし、冬は暖かそうな生地を選んでしまうもの。
どうにかして最低限の枚数に抑えたいですね。

夏に関しては、汗問題があるので、洗濯の周期に足りる程度の服は必要。
それ以外のシーズンは、できるだけ共有したいです。

冬はできるだけ重ね着で対応。
ニットは上に書いた通り痛みがわかりやすいので、やはり避けたほうが無難です。

まとめ

今回は買い物に失敗しないポイントと、ミニマリストの買い物方法についてお話ししました。

洋服の買い物で失敗したことがある人は多いです。
20代ならそんな経験があってもいいけど、30代を過ぎたら買い物上手になりたいもの。

プロに似合うファッションを選んでもらうのはとても新鮮なので、ぜひ一度試してみてくださいね。