幸せになるために

【頑張ってるのに報われない】心が疲れる前に伝えたいこと

頑張りすぎてつらくなってしまう瞬間ってありますよね。

「何のために頑張っているんだろう」
とやる気がわかなくなってしまったり、どうしたらいいのかわからなくなって無力感を抱いてしまったり。

頑張っているのに何も報われない感じがして、つらい。
SNSを見るとみんなキラキラした完璧な人生を送っている気がする。
周りがみんな頑張っているから、私ももっと頑張りたいのにうまくいかない。

今回はそんな、過去の「頑張りすぎて疲れてしまった自分」に伝えたいこと。
少しでもラクになれる考え方や取り入れられることを紹介していきます。

いろいろ頑張ってるのに報われない!

頑張りすぎて疲れて、いろいろしんどかった頃、私の頭の中はこの
いろいろ頑張ってるのに報われない!
という考えがずっとうず巻いていました。

こんなに頑張ってるんだから、私をほめてほしい!評価してほしい!認めてほしい!
そう思ってしまうのは自然なことですよね。

だけど、いったん冷静になって、そういう状態の自分に気づいてほしいんです。

周りの人の評価を欲している自分、周りに期待している自分になっていませんか?

こういう風に自分を客観的に見つめることを「メタ認知」と言うそうです。

メタ認知能力

「自分は今イライラしているな。心がモヤモヤしているな。」
「~~という出来事に対して、~~な反応をしたな。」

といった風に、自分を客観的にみるということです。
この時、それに対して良いとか悪いとか私はダメだとかいうジャッジはしないようにします。

このように自分を客観的に見ることで、少し冷静になることができます。
感情的になっている自分に気づき、心を支配しているネガティブな感情から抜け出すことができるんです。

心理学ではこれをラベリングと言うそうです。
自分の状態に「私は今~~な状態です」とラベルを貼るということですね。

私はメタ認知を意識するようになってから、感情的になって失敗することや、どうしようもない虚無感や無力感に悩むことが減りました。
うまくいかないことや、イヤなことを何となくスルーできるようになったと思います。

『7つの習慣』パラダイムとは?」という記事でも書いていますが、考え方を変える、物事に対する反応の仕方を変えるというのは、とても重要でパワフルなことだと感じました。

『7つの習慣』パラダイムとは? 『7つの習慣』は人生においてとても大事な考えかたが書かれている本です。 しかし、初めて読むと言葉の難しさ、抽象さにピンと来ない...

優先させるのは自分の気持ち、周りの人じゃない

「報われない」と思ってしまう心の裏側を見てみると、「他人からの評価が大事」という考えがあるように思います。

頑張ることに疲れてしまった人は、この価値観があるせいで苦しんでいるのかもしれません。

いつも家族や同僚、友達の顔色ばかり気にしていませんか?
誰だって嫌われるのはイヤだし、みんな多少は気を遣って生きていると思います。

そんな価値観に苦しんでいる人に読んでみてもらいたい本があります。

この本の主旨はひとつ。

「自分の心をあやつる糸を他人に握らせない」

自分の人生や心を、他人によって阻害されてはいけない。
私が幸せかどうか、他人の評価は関係ない!といったことが書かれています。

頑張りすぎて疲れてるあなたに読んでほしいところ

印象に残っている部分をご紹介します。

「成功・失敗というのは、あなたの人間としての価値や幸福をはかる指標ではない。」

ここすごく大事なところだと思うのです。
ダメだったから、うまくいかなかったから、不幸というわけじゃないってことです。

「周りの人に自分の「すごさ」を認めてもらう必要があるのか?
その場合、私の人生を支配するカギは他人が握っている。」

「自分を計るもっと大切なバロメーターはあなたの今の生き方に対する、自分自身の満足感。周りは関係ない。」

『嫌われる勇気』のアドラー心理学でも大切な考え方ですね。

他人からの評価という他人軸で生きていると、自分の人生や心をコントロールできなくなってしまう。

そうではなく、「自分はこうありたい」とか「自分にとって大事なもの」といった自分軸で生きたほうが、精神的にもポジティブに、幸せになれそうです。

いつでも完璧な人はいません。
どうにもならないことは、あきらめてスルーするのが一番。

少しの時間だけでも自分の時間をもとう

「自分軸で生きる」ということについて考えていた時に、ちょうどマインドフルネスというものが話題になりました。
マインドフルネスとは「今、ここ」に集中することです。

現代はモノや情報があふれていて、ひとつのことに集中するのが難しくなっています。
マルチタスクや時間節約術などが流行り、物理的なモノだけでなく、頭の中や心の中まであふれていませんか?

マインドフルネスは、いっぱいいっぱいになっている心を落ち着かせるのに有効です。

マインドフルネスではいろいろな瞑想を取り入れます。
瞑想というと少し怪しい感じがしますが、宗教的なものではないです。

私は瞑想をするようになってから、自分を客観的に見て、自分にとって大事なものは何かを冷静に考えることができるようになりました。

頑張りすぎて疲れてしまった人におすすめしたいマインドフルネスの本

おすすめの本をご紹介します。
簡単にマインドフルネスを実践する方法について書かれています。

「マインドフルネスとは」という基礎からわかりやすく書かれていて読みやすいです。
私はこの本を読んで、マインドフルネス瞑想には呼吸法、書く瞑想(ジャーナル)、歩く瞑想などいろいろあることを知りました。

意識を変えるだけで簡単にできるものもあるので、「これいいかも」と思うものを取り入れることができます。

一番読んでもらいたいのは「あとがき」。

「がんばっている人にほんとうに必要なことは、そんな自分をあるがままに受け入れて、認めてあげること。
そして、これまでがんばってきた自分のレールの上でいったん立ち止まり、これまでの自分を理解することではないでしょうか?
世間の常識やルールに縛られず、これからの新しい時代のなかで、自分のほんとうの幸せに気づくことが必要です。」

幸せに生きるために大切な考え方について書かれているので、ぜひ読んでみてください。

まとめ

頑張りすぎて疲れてるあなたに伝えたいことをまとめてみました。

頑張ってるのに報われない!と心がモヤモヤ・イライラしたら、そんな自分の気持ちを客観的に意識してみましょう。
冷静になってネガティブな感情から脱却できます。

他人を優先して、自分のことをおろそかにしてませんか?
自分の人生・心を他人にコントロールされないこと。
自分軸で生きましょう。

「今の毎日を変えたい・・・」と思っているなら、「ワクワクする人生を!つまらないルーティンの毎日を変える方法」という記事も参考にしてみてくださいね。

ワクワクする人生を!つまらないルーティンの毎日を変える方法 あなたの周りに、いつも元気で明るい人はいませんか? そういう人って、私たちが気づいていない毎日を楽しくするコツを知っている...

「今、ここ」に集中して自分時間を増やしましょうね。