
「もう我慢できない。離婚する!」
旦那さんの行動に嫌気がさして、イライラすることってありますよね。
その理由に「ありがとうを言わない」「感謝の気持ちを言葉にしない」ことが原因になるときがあります。
他人からすれば、「そんなささいなことで?」って思うかもしれない。
でもそんなことでも、毎日続くと離婚を考えたくなるほどストレスになることだってあるんです。
なぜ、夫はありがとうと言わないのか。
そして、なぜあなたはイライラしてしまうのか。
今回は、イライラをなくして、穏やかな気持ちで生活するためのお話しです。
なぜ夫は「ありがとう」と言わないの?

旦那さんが「ありがとう」を言わない理由として考えられるのは、2つ。
家事は妻の仕事、「やって当たり前」と思っている
もしかしたら旦那さんは、昭和気質の考えを持っているのかもしれません。
たとえば「家事は奥さんの仕事」だと勝手に思っていて、「奥さんがやるのが当たり前」と思い込んでいる。
そんな旦那さんは
「自分は仕事をして家族を養ってるんだ!」
と、当然のように威張ったりします。
人は誰でも、自分が育った環境を基準に考えます。
もしも旦那さんのご実家が、お母様が家事全般をするのが当たり前、という家庭だった場合、自分の家庭もそれが当然だと思ってるのかもしれません。
そもそも「ありがとう」「ごめん」が言えない
感謝の気持ちがあるのかないのか、「ありがとう」や「ごめんね」が素直に言えない旦那さんもいますよね。
もしかしたら、気持ちを言葉にすることが苦手なのかもしれません。
「長い付き合いだから、伝わっているはず」
「今さら、ありがとうなんて言いにくい」
こんな理由で言葉にしないのかもしれませんが、相手としてはいい気持ちしませんよね。
なぜあなたはイライラしてしまうのか

でも、あなたはなぜ、それに対してイライラしてしまうのでしょう?
もし、今までは気にならなったけど最近急に気になりだした、なんて場合、イライラしてしまうのは、あなた自身が変わったからかもしれませんよ。
「やってあげてる」という意識がある
「旦那のために私がやってあげてるのに!」
本当はやりたくない。
だけど仕方ないから、わざわざ自分がやってあげている。
そう感じているとき、私たちはそれをやってあげた相手に対して見返りを求めてしまいます。
私も結婚したばかりのころ、「妻としての務めを果たさなければ!」と積極的に家事をしていました。
だけど、その割には夫に感謝されるどころか、
- 料理の味付けに対して注文をつけられる
- 細かいところまで行き届いていない掃除にクレームつけられる
と、どんどんストレスが溜まっていく日々。
あなたは好きで家事をやっていますか?
「妻なんだから、家事はキチンとやらなくちゃ!」と自分で自分をがんじがらめにしていませんか?
そもそも家事が好きじゃないなら、そんなに頑張る必要はないですよ。
あなた自身がキャパオーバーになっている
最近、生活環境が変わったりしていませんか?
日々の生活の中でストレスを感じていたり、気持ちに余裕がなくなっていませんか?
女性って本当繊細なので、ちょっとしたことでストレスを感じやすいんです。
- 仕事が忙しい、職場の人間関係
- 体調で気になることがある
- 自由な時間が取れない
- 金銭的な不安がある
などなど・・・
もしかしたら、あなたのこころの容量を越えてしまったことが、イライラの原因になっているのかもしれません。
夫にイライラしないようにする5つのコツ

もともと夫婦なんて他人の集まり。
育った環境も、考え方だって違うんですから、ちょっとやそっとで、お互い分かり合えるはずなんてないんです。
だからちょっとだけ考え方を変えてみましょう。
アイメッセージを使った話し合い
まずは、自分の考え方をしっかり旦那さんに伝えてみませんか?
どんな事がイヤで、負担に思っているのか、どんな風に接してほしいのか、きちんと話し合ってみましょう。
ポイントは「アイメッセージ」を使うこと。
「アイメッセージ」とは、話をする時に、「わたしは・・・」と主語を自分にした話しかたです。
争いの場面を想像してみてください。
相手に自分の気持ちを伝えるとき、自然と相手が主語になっていることがあります。
「あなたはいつも、家事は私がやるって思っているんでしょ」
「あなたにとっては、大したことじゃないかもしれないけれど・・・」
相手が主語になっているときって、どうしても相手を責める口調になりがちなんですよね。
そうではなく、あなたがどんな風に感じているのか、自分の気持ちを伝えてみる。
「私は、家事を一生懸命やってるけど、少し疲れちゃった。
何も声をかけてくれないと、自分が必要ないのかなと考えて、寂しくなったり、なんで分かってくれないの?ってイライラしてしまうこともあるんだよね」
自分を主語にして伝えることで、口調が優しくなり、相手を責めることが減ります。
すると、旦那さんも「そんな風に感じていたのか」と、気づきやすくなります。
言葉では言えないけど…
気恥ずかしくて、言葉にできない男性は多いと思います。
あなたの旦那さんも、もしかしたら口では伝えていなくても、態度で示してくれているかもしれません。
少しだけ、自分の感情を押さえて、旦那さんを観察してみませんか?
実は意外と、頑張って優しさを示してくれてるのかもしれませんよ。
実は知らないところで褒めているのかも
あなたには直接言葉にできないだけで、実は、周囲の人には褒めまくってる・・・なんてこともあるかもしれません。
周りにそれとなくグチを言ってみて、反応を伺ってみては?
知らなかった一面が覗けるかもしれません。
旦那さんを教育しちゃう
この際だから、旦那さん自体を変身させちゃうのも一つの手段。
自分の思い描いてる旦那さん像に少しでも近づけるべく、こちらから教育しちゃえば良いのです。
ただこれは、旦那さんが強気な人だと、ちょっと難しいかもしれませんね。
あくまでも人の意見を聞き入れてくれるような素直な人なら、実現可能かもしれません。
それでも変わらないなら、ストレスを感じない環境を作ろう!
ここまでは、できる限り旦那さんの気持ちに寄り添えるように提案してきましたが、中には「ウチの夫はこんなことじゃ変わらないよーーー!(怒)」という方もいらっしゃると思います。
そんな場合、旦那さんには期待せず、自分がストレスを感じない環境を作ることをオススメします。
- 食事は外食やテイクアウト、Uber Eatsを活用
- 掃除は、お掃除ロボットの購入や家事代行サービス
に頼む
- 洗濯なら自宅に洗濯物を取りに来てくれる宅配洗濯代行サービスを利用
もうね、全部自分でやらなくていいんです。
あなたがやらなくちゃいけない理由なんてない。
自分でできることでも、極力やらない。
自分にしかできないことしかやらない。
私はそういう考えかたに切り替えて、ムリに家事するのをやめました。
離婚することに比べたら、お金出してストレスない環境を作り上げたほうが、はるかに手っ取り早いです。
実はこの考え方、ビジネススクールの無料セミナーで学んだことなんですが、仕事だけじゃなくて生活にも当てはまるなぁ、と。
「やらなくちゃ!」から「ムリしてならなくてもいい」に気持ちが変わるだけで、すごくラクになります。
外注すればいいと言われても、これまで「自分で全部こなさなきゃ!」と考えてきた方には、外注すること自体に抵抗を感じてしまうかもしれません。
そこでまずは心のストッパーをなくしてしまうのがオススメ。
私が参考にした考えかたはこちらです。
ムダなことを省いて、本当に大事にしているものにエネルギーを注ぐことの重要性について書かれています。
「ありがとう」って言わない旦那さんにイライラして離婚まで考えてしまってあなた。
ぜひ一度、本当に大事にしたいものは、本当は何か?考えてみてくださいね。
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