
「子供が欲しい!」って思ったとき、旦那さんの収入が少ないとちょっと悩んじゃいますよね。
わが家も金銭的に、子供を持つのはムリかな・・・と諦めていました。
自営業で収入が不安定な夫と、派遣社員で働く妻では、とてもやっていける自信がありませんでした。
だけど、低収入だからって子供を諦める必要なんてない!という声もあります。
「私は22才のとき結婚したけど、
そのときの旦那さんの手取りは16万くらい。
今思うと、よくそれで子供産んじゃったな〜って思う」
そう話してくれたのは、3人の子供がいるお友達。
今は3人とも成人して、すっかりラクになったそうです。
そんな彼女に、実際のところ、子育てにかかるお金のやりくりをどうしていたのか?聞いてみました。
出産時には補助金制度がある
自治体や健康保険組合にもよりますが、子供産むとき、いろいろな補助があるそうです。
「子供産んだとき、健康保険組合から出産お祝い金が10万円出たから、出産費用はおつりがきたよ」
もらえるものは活用したいところ。
ぜひ一度、自治体や健康保険組合に確認しておきたいですよね。
また、分娩費用も産院によってかなり違うようです。
つまりリーズナブルな産院を選べば、それだけで費用は抑えられるわけですね。
「私の場合、特に3人目は昼間の出産で3日で退院したから、6万~7万円くらいで産めたよ」
ミルク代は母乳なら0円です。
育児用品はレンタルかお下がりで
子供を諦める前に、新品で買うことを諦めませんか?
子供ってとっても成長が早いんですよね。
だから育児用品を新品で揃えるとすごく高くつきます。
「お下がりでも十分使えるし、リメイクとかもできちゃうので楽しかったよ」
ベビーベッドやベビーカーのような大きなものはレンタル、洋服はお下がりをもらうという方法もありますよね。
子供が産まれたらミニマム生活
「とにかく物が増える!
だから徹底的に物を減らしたら、余計な物買わなくなって超、節約できるようになったよ」
それまで無駄遣いばっかりしてたのに
お部屋、家計もすっきりして
今ではすっかりミニマリストだとか。
友人は、おもちゃは「じじばば」に買ってもらうか
お下がり、もしくは手作りで済ませていたそうです。
使わなくなったらリサイクルショップでお小遣いにもできますしね。
子供が産まれたら物が増えるもの、と考えてしまいがちですが、あえてミニマム生活を試してみることで、必要なものが見えてきます。
学費は意外とかからない
2019年10月から保育料無償化(幼児教育無償化)が始まりました。
それによって、0歳~5歳の子供たちの保育料、教育費の一部が補助されます。
小中学校は義務教育なので、無償であることが憲法で決められています。
高校も、2020年4月から高所得家庭を除き、基本的にすべての高校生の授業料を国が負担する形になりました。
「無償化制度だったから、月1度の修学旅行の積み立てくらいで教育費は全くかからなかったよ」
こうしてみると、学費は思ったよりもかからないかもしれませんね。
習い事は選び方しだい
習いごとも、選び方によって費用を抑えることが可能です。
たとえば公民館や公共施設の習い事。
市報などで募集要項が出ているので、それ見て応募すれば2,000円~3,000円くらいで済みます。
「英語はお友達が英語の先生だったから、それで習わせた感じ。
おかげで、中学卒業までに3人とも英検準2級取得したよ!」
ママさん同士の交際費って?
ママ友、というとランチ会などお金がかかりそうなイメージもありますが、友人の場合は、ズバリ0円!
「みんな、やっぱり育児にお金かかるから
誰かの家に集まって、持ち寄りでお茶会とかしてた。
ホットケーキとかちらし寿司とか作ってね」
そこで情報交換とか、子供服を交換したりもしたそうで一石二鳥の場だったそうですよ。
まとめ
こうしてみると、子供にかかるお金はアイデア次第でなんとかなりそうな気がしてきますね。
「その頃って、あんまり考えないで、ただただ必死に暮らしてたような気がするな。
子供がいると面倒なこともあるけど、楽しいこともいっぱいプレゼントしてくれる」
低収入だからこそ、子供を産んで生活スタイルを変えてみると見えないものが見えてくろこともあるんじゃないでしょうか。
わが家は金銭的以外にも理由があって、夫が子供を持つことに消極的でした。
それでも2人で話し合った結果、
「積極的には作らないけど、もしできたときには育てよう」
という結論になりました。
(結果的にはできませんでしたが)
大切なのは、お金がないから諦めるのではなく、お金がない中でどう楽しく暮らしていくか?かもしれませんね。