
こんにちは、アーリーリタイアしたいマナカです。
金融庁が公表した報告書では、公的年金以外に「老後資金2000万円(を貯蓄から取り崩すこと)が必要」とされていました。
当然、アーリーリタイアを目指している場合は、それ以上の金額が必要になります。
一体いくら必要なのか?
その金額はどうやって貯めればいいのか?
今日は私が考えているリタイア戦略についてお話しします。
老後資金2000万円問題
金融庁の報告書では、「現在の資産額」と、「老後これだけあれば安心だと感じる資産額」に2,000万円の差があります。
高齢夫婦無職世帯の平均で考えると、毎月5万円の赤字。
そのため、老後お金の心配がなく暮らすためには2,000万円貯める必要があるよ、という話でした。
老後資金については、2,000万円問題が発覚する前から気にしている人も多いのではないかと思います。
「節約」「貯金」というワードに反応してしまう人が多いのがそれを物語っていますよね。
私たちは年金をもらえるのか?
私が20歳のころ、
「年金を払っても、私たちが60歳になるころには年金がもらえない可能性もあるらしい」
という話がまことしやかに噂されていました。
当時、フリーターで一人暮らしをしていた私は、お金の余裕がなく、毎月の家賃を払うのが精一杯。
それでもなんとか家賃を払う時期が過ぎると、欲しい洋服を買っているような、計画的にお金を使うことができない典型的なダメ人間でした。
なので『年金もらえない説』を聞いたとき、
「どうせもらえないなら払っても仕方ないよね!」
と、国民年金保険料の免除制度の手続きをしました。
※あとから『もらえることは、もらえるらしい』と聞いて、追納可能期間の分に関しては追納しました。
問題は、定年退職する年齢と、年金をもらえる年齢に開きがあるという点です。
アーリーリタイアするならどれだけの貯蓄が必要か?
アーリーリタイアを考えたときに真っ先に考えるのが、「アーリーリタイアするならどれだけの貯蓄が必要か?」。
だけど問題は、
アーリーリタイアするまでにどれだけ貯めるか、ではなく、
アーリーリタイアをしたあとにどんな生活を送りたいか。
できるだけ質素に暮らしていこうという人と、
リタイアしたら旅行三昧だ!と考えてある人では、
当然必要な金額が違ってきます。
全く働きたくない!
毎日遊んで暮らしたい!
というなら、当然、相当の貯蓄が必要になるでしょうし。
完全リタイアじゃなく、セミリタイアならあらかじめ資金を用意する必要はない
ところが完全リタイアではなく、ささやかでも収入が途絶えなければアーリーリタイアは一気に近づいてきます。
毎月20万円の支出と仮定
【完全リタイア】
毎月20万を貯金から引き出す
【セミリタイア】
毎月10万だけ下ろして、残りの10万は稼ぐ
これだけで、必要な金額は半分になります。
個人で稼げれば、定年なし、労働環境の制限なし
そうはいっても、今の日本で一番難しいのが、
「自分が働きたい時間だけ働く」
ことのような気がします。
アルバイトでさえ、長い時間・多い日数働ける人のほうが重宝されますからね。
雇う側から考えてみれば、
「1日4時間しか働けません!」
という人よりも
「1日8時間働けます!」
という人のほうにお願いしたいのは当然です。
4時間しか働けない場合、残りの4時間を別の誰かに働いてもらわないといけないわけですから。
そう考えると、セミリタイアして自営業でやっていくのが一番よい方法だと思います。
仮に自営業でほとんど収入がなくても、
普段の生活で使用しているものが税金の控除対象になりますから。
(業種は選ぶ必要がありますけど)
当然ですが、開業に資金が必要な業種は絶対にダメ。
インターネットを利用した自営業なら開業資金はかかりません。
そのためには、会社員の今からスキルを磨いておく必要がありますね。